20代なのに顔や首のシワがある、目立つ気がする…。
シワは年齢を重ねると目立つようになるものだと思っていたのに、なぜ?と思われている若い方は実は少なくありません。
年齢を重ねることで深くなってしまったシワは改善することは徐々に難しくなっていきます。
今、20代のうちに対策をしておくことがとても大切です。
この記事では、20代の方が気になるシワについて原因と対策、おすすめの商品まで、元化粧品メーカー研究員・薬剤師の筆者が徹底解説します。
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20代でもできる!3つのシワ

20代はまだシワができないと思いがちですが、条件が揃えば肌の表面にシワとなってあらわれます。
シワは大きく3つの種類に分けられ、20代でもできることがあります。
シワの種類
- 乾燥小ジワ(ちりめんジワ)
- 深いシワ(大ジワ)
- 表情ジワ(笑いジワ)
乾燥小ジワ(ちりめんジワ)の原因と対策
乾燥小ジワは、角層が薄く皮脂が少ない目尻や目の下などの目元、口元、頬などにできやすいシワです。
深く1本入るというよりは細かい浅めの溝のように入り、ちりめんジワとも呼ばれ、表皮の乾燥が原因で起こります。
20代は皮脂分泌も多いためテカリが気になるからと、保湿を控える方もいます。
保湿が足りないと肌の内側は乾燥してしまい、シワの原因になってしまうのです。
乾燥小ジワは20代に起こりやすいシワと言えるでしょう。
乾燥小ジワ(ちりめんジワ)の原因と対策
主な原因:肌の乾燥
できやすい部位:目元(目尻、目の下)、口元、頬
対策:保湿(「乾燥による小ジワを目立たなくする」という表示があるもの)
20代におすすめの乾燥小ジワ(ちりめんジワ)対策
乾燥小ジワは肌の乾燥が原因であるため、対策は「保湿」をすることです。
おすすめはセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分がたっぷり入ったアイクリームや美容液です。
乾燥小ジワに対する使用試験で効果が認められたものはパッケージに「乾燥による小ジワを目立たなくする(効能評価試験済み)」という表記があります。
商品を使用した側と使用しなかった側で比較した結果に基づいているので、この表記があることを必ず確認しましょう。
乾燥小ジワ対策アイテムは、シワが気になる部分だけでなく、全顔に使うのがおすすめです。
20代はテカリやベタつきも気になりやすい時期のため、ジェルクリームを選ぶとよいでしょう。

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深いシワ(大ジワ)の原因と対策
深いシワ(大ジワ)は、真皮のコラーゲン線維やエラスチン線維が減ってしまったり、構造が変化する(変性する)ことで起こります。
年齢とともにあらわれやすくなりますが、最も影響が大きいものが「紫外線」です。
加齢による老化は「自然老化」というのに対し、紫外線による老化は「光老化」といいます。
この光老化による肌への影響として現れるのが「深いシワ」です。
実はシミ、シワ、たるみなどの肌の老化現象は加齢によるものは2割程度しかなく、8割は光老化によるものと言われています。
こちらは有名な写真なのでご存知の方も多いと思いますが、28年間トラック運転手として働いていた男性の写真です。

トラックの左側(左ハンドル)の窓から差し込む紫外線を浴び続けた結果、顔の左側の老化が進み、深いシワができてしまったものです。
Jennifer R S Gordon et al., N Engl J Med. 2012 366(16):e25
深いシワ(大ジワ)の原因と対策
主な原因:紫外線(光老化)による真皮の老化
できやすい部位:目尻
対策:シワ改善の有効成分、日焼け止め
20代におすすめの深いシワ(大ジワ)対策
すでにできてしまったシワには真皮にアプローチするシワ改善の有効成分が配合された医薬部外品の美容液やクリームを使いましょう。
20代のうちからお手入れをしておくことで、さらに深いシワになることを防ぐことができます。
シワ改善の有効成分は現在、以下の5種類があります。
- ニールワン(POLA)
- 純粋レチノール(資生堂)
- ナイアシンアミド
- VEP-M(メナード)
- ライスパワーNo.11+(勇心酒造)
ナイアシンアミド以外はメーカー独自の成分や工夫によって承認されています。
中でも20代におすすめの成分はライスパワーNo.11+です。

ライスパワー No.11+のポイントは「シワ改善」と「皮膚水分保持能の改善」というダブルの改善効果があること。
また、シワ改善の有効成分は肌の表皮、真皮、基底膜のいずれかに作用してシワを改善しますが、ライスパワーNo.11+は5種類のシワ改善有効成分の中で唯一、表皮・真皮・基底膜の3つの部位に対して働きかける業界初の成分なのです。
特に基底膜に対する作用が認められているのはライスパワーNo.11+のみ。
今注目を集めている基底膜ケアを始めるのは早ければ早いほどいいと言われています。
20代の今だからこそ取り入れていきたい成分です。
ライースリンクルクロスはライスパワーNo.11+を最大濃度配合したシワ改善美容液。
ライスパワーNo.11+を開発、製造する勇心酒造が開発した美容液なので、ライスパワーNo.11+の効果が最大限に引き出されています。
購入できるのはライスパワーショップだけなので、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

表情ジワ(笑いジワ)の原因と対策
表情ジワは目尻や眉間、おでこなどにできるシワです。
笑ったり、口を動かしたりと同じ表情を繰り返すことで、顔の筋肉である表情筋が緊張してシワが定着してしまったものです。
20代からできる表情ジワ(笑いジワ)対策
顔の筋肉をゆるめることが大切で、美容医療ではボトックス注射などが行われます。
化粧品成分でもボトックス様作用のある成分としてシンエイクがあります。
プロジェマックス アイボトセラムにはシンエイクだけでなく、IN COSMETICS イノベーションアワードの金賞受賞成分 プロジェリンなど機能性ペプチドをたっぷり配合しているので、表情シワ対策としておすすめのアイクリームです。
まとめ
20代でも気になるシワは大きく3種類あります。
それぞれの原因に合わせてケアすることは、今だけでなく将来の肌のためにも大切です。
シワに合わせたアイテムを使って20代からのシワケアを始めてみましょう。
