こんにちは。
紫外線が強くなってくる季節。今年も新作の日焼け止めが続々登場していますね。遮光効果はもちろんですが、毎日使うものだからこそ、一本でどれくらいもつのか、気になりますよね。
そこで今回は日焼け止めの正しい使い方とともに、内容量別に使用可能日数の目安をご紹介します。
ぜひ購入の参考にしてみてください。
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日焼け止めは規定量を使わないとSPF、PA値が発揮されない
まずは使用可能日数を計算する前に、日焼け止めの適正使用量を知っておきましょう。
日焼け止めには紫外線カット効果を表す指標である「SPF」「PA」が表示されています。
SPF、PAについてはご存知の方も多いとおもいますので、簡単に説明しますね。
SPF
UVBカット効果を数値で表したもの。1から50までの数値で大きいほどUVB波を防ぐ効果が高い。50を超えるものは50+と表す。
PA
UVAカット効果を+~++++の4段階で表したもの。+が多いほどUVA波を防ぐ効果が高い。
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そして大事なのはここから。
商品に記載されたSPF、PA値の紫外線カット効果を発揮させるためには、使用量をまもらないといけないんです!
というのも、このSPF、PAの数値は2mg/cm2を塗ったときの値なのです。
したがって、この2mg/cm2の規定量を塗らないと期待されたSPF、PA値は出ないため、日焼け止めを塗っているのに焼けてしまう、というようなことが起こるのです。
実際に、この規定量をきちんと塗れている方というのは少ないのが現状です。
せっかく効果の高い日焼け止めを買ったのに、もったいないですよね。
でもこれは正しい量さえ塗れば解決します!
次に剤型別に1回の使用量の目安をみてみましょう。
日焼け止めの1回の使用量の目安
日焼け止めの使用量の規定量は2mg/cm2とお伝えしました。
顔に使う場合、顔の平均的な面積は400cm2なので、計算してみると、
2mg/cm2×400cm2=800mg
ということで800mg、つまり0.8gが適正使用量ということになります。
でもこの0.8gなんて毎回測ってられないので、目安となるサイズをご紹介します。
日焼け止めにはクリームやジェル、ローションなど、いくつかのタイプがありますが、顔に使う場合、手のひらにとったときの目安は以下になります。
使用量の目安(顔の場合)
・クリーム、ジェルタイプ
直径7mmのパール粒大2個分
・ローション、リキッドタイプ
100円硬貨大2個分
どうでしょうか、だいぶイメージしやすくなったと思います。
これをもとに代表的な日焼け止めについて使用可能日数を計算してみましょう。
日焼け止めの使用可能日数の目安
それでは実際に規定量を使用した時に日焼け止め1本がどれくらい持つのか計算してみます。
比重は多少関係するかもしれませんが、誤差範囲でしょう。
剤型によらず、重さは一定なのでどのクリーム、ジェル、ローション、リキッド、どのタイプを使っても計算上は同じです。
1回の使用量の目安 (大きさ) | 1回の使用量の目安 (g) | 30g | 60g | 80g | 90g | 100g | |
クリーム ジェル | 直径7mmの パール粒大2個分 | 0.8g | 37.5回分 | 75回分 | 100回分 | 112.5回分 | 125回分 |
ローション リキッド | 100円硬貨大2個分 | 0.8g | 37.5回分 | 75回分 | 100回分 | 112.5回分 | 125回分 |
規定量をきちんと使って紫外線からお肌を守りましょう。
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まとめ
いかがでしたか?日焼け止めは規定量を使用しないと期待した紫外線カット効果が発揮されません。大きさの目安を参考に使用量をまもりましょう。購入の際は、使用可能日数も参考にしてみてくださいね。