コラージュフルフルが気になっているけれど、ピンクや青(水色、ブルー)、最近は緑も出てきて、色の違いがわからない!とお悩みの方も多いですよね。
この記事では、コラージュフルフル 泡石鹸のピンクと青の色の違い、そして最近発売された緑のコラージュフルフルについても、配合成分や効果の違い、使うべき対象や部位など3つの色の違いを、元化粧品メーカー研究員・薬剤師の筆者がわかりやすくまとめてご紹介します。
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コラージュフルフルの3つの色の違い
コラージュフルフルといえば、有効成分として抗真菌成分「ミコナゾール硝酸塩」を日本初配合した高機能な洗浄剤。
使ってみたいと思うけれど、いざ見ると色が色々あって、何が違うのかわからないとためらってしまう人も多いでしょう。
コラージュフルフルにはピンク、青(水色)、緑の3色のパッケージがあります。
まずはピンク、青(水色)、緑の色の違いを表にまとめましたので確認してみましょう。
ピンク | 青(水色) | 緑 | |
商品名 | コラージュフルフル 泡石鹸 | コラージュフルフル 泡石鹸 | コラージュフルフル ホイップソープ |
容量・ 税込価格 | 150mL 1,980円 300mL 2,530円 210mL 1,518円(つめかえ用) | 150mL 1,980円 300mL 2,530円 210mL 1,518円(つめかえ用) | 160mL 1,760円 300mL 2,200円(つめかえ用) |
ターゲット | 女性 | 男性・女性 | 男性・女性 |
対象・ 使用部位 | デリケートゾーンの臭い・かゆみ | 体のカビ、背中ニキビ | 顔のニキビ |
効能・効果 | 皮膚の清浄・殺菌・消毒、体臭・汗臭およびニキビを防ぐ | 皮膚の清浄・殺菌・消毒、体臭・汗臭およびニキビを防ぐ | 皮膚の清浄・殺菌・消毒、体臭・汗臭およびニキビを防ぐ |
有効成分 | (抗真菌成分) ミコナゾール硝酸塩 (殺菌成分) イソプロピルメチルフェノール | (抗真菌成分) ミコナゾール硝酸塩 (殺菌成分) イソプロピルメチルフェノール | (抗真菌成分) ミコナゾール硝酸塩 (殺菌成分) イソプロピルメチルフェノール |
ドラッグ ストア での売場 | 生理用品売場 | ボディソープ売場 | スキンケア売場 |
安全性試験 など | パッチテスト済み※1 無香料・無色素・弱酸性 アルコールフリー 低刺激性 | パッチテスト済み※1 無香料・無色素・弱酸性 アルコールフリー 低刺激性 | ノンコメドジェニックテスト済み※2 パッチテスト済み※1 アレルギーテスト済み※1 無香料・無色素・アルコールフリー 低刺激性 |
※1 すべての方に、皮膚刺激が起こらないわけではありません ※2 すべての方に、ニキビができないわけではありません。
ピンクと青はボディ用 実は中身は同じ
ピンクと青はコラージュフルフル 泡石鹸といって、実は中身は同じでデザインだけが異なります。
コラージュフルフル泡石鹸 全成分表示
有効成分:ミコナゾール硝酸塩、イソプロピルメチルフェノール
その他の成分:PG、BG、濃グリセリン、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウロイルメチル-β-アラニンNa液、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、無水クエン酸、コハク酸一ナトリウム、フェノキシエタノール、水
コラージュフルフル 泡石鹸は最初は青(水色)が発売されました。
マラセチア菌など「体のカビ」が原因となるニオイや背中ニキビ(毛包炎)など肌悩みをケアするボディソープとして効果が高く、皮膚科医推奨の菌対策のボディソープとして根強い人気を獲得してきました。
実はコラージュフルフル 泡石鹸の有効成分 ミコナゾール硝酸塩は、デリケートゾーンの悩みの原因菌にも効果を発揮します。
そのことから新たな戦略としてデリケートゾーンのニオイやかゆみなどの対策として、同じ処方で女性向けとしてピンク色のコラージュフルフル 泡石鹸を発売したという経緯があります。
つまりピンクと青(水色)は販売戦略上の色の違いです。
ですので、ピンクは生理用品売り場に、青(水色)はボディソープ売り場にあることがほとんどです。
ただし中身は同じですし価格も同じなので、どちらを使っても効果もお値段の面も変わりません。
↓以下のリンクからお値段がお得な方を買えばOK!
緑は顔用 処方が違う
緑は「コラージュフルフル ホイップソープ」で、2024年に新発売された顔用のニキビケア洗顔料です。
有効成分はコラージュフルフル石鹸シリーズの特長である(抗真菌成分)ミコナゾール硝酸塩、(殺菌成分)イソプロピルメチルフェノールのダブルの殺菌成分である点は共通ですが、顔用のスキンケアとして使用感や美容成分に工夫がされています。
コラージュフルフル ホイップソープ 全成分表示
有効成分:(抗真菌成分)ミコナゾール硝酸塩・(殺菌成分)イソプロピルメチルフェノール
その他の成分:水溶性ツボクサエキス(CICA)・ホップエキス・無水クエン酸・クエン酸Na・HEDTA・3Na液・ミリスチン酸・パルミチン酸・水酸化K・ラウロイメチル-β-アラニンNa液・ラウリルジメチルベタイン・ポリオキシエチレンジラウリン酸・アルキルグリコシド・濃グリセリン・ジグリセリン・PG・BG・水
ノンコメドジェニックテスト済み
パッチテスト済み
アレルギーテスト済み
弱酸性
無香料・無色素・低刺激性・アルコールフリー・パラベンフリー
とはいえ、顔のニキビのほとんどはアクネ菌が原因なので、イソプロピルメチルフェノールで対応できるので、個人的にはミコナゾール硝酸塩まではいらないかなと思います。
コラージュフルフルなら、どのタイプのニキビにもOK
背中ニキビは、「一般的なニキビ」と「毛包炎」がありますが、どちらか一つだけの場合もあれば、両方が混在していることもあります。
背中ニキビにはとりあえずニキビケアアイテムを、と言いたいところですが、毛包炎の原因菌であるマラセチア菌にも効果がある成分は限られています。
マラセチア菌は真菌といって、アクネ菌と種類が違います。
アクネ菌に対する抗菌成分はいくつか種類がありますが、マラセチア菌に対する成分は少ないのです。
コラージュフルフルは日本初の抗真菌成分 ミコナゾール硝酸塩と殺菌成分 イソプロピルメチルフェノール配合のボディソープです。
ブランド名の「フルフル」は、マラセチア菌の学名である「Malassezia furfur(マラセチア・フルフル)」からきているんですよ。
マラセチア菌:抗真菌成分 ミコナゾール硝酸塩
アクネ菌:殺菌成分 イソプロピルメチルフェノール
でどちらの背中ニキビにも洗うだけでOK
実際にマラセチア菌による疾患のある患者さんでの臨床試験も実施していて、安全性も有効性もきちんと確認されています。
皮膚科で推奨されているボディソープなのです。
コラージュフルフルはどこで買える?
コラージュフルフルはドラッグストアでも購入できます。
ただし泡石鹸はピンクは「デリケートゾーンのかゆみ」、青は「体のカビに」と書かれているので、店頭での購入はためらいがち。
Amazonなどネットでの購入がおすすめです。
まとめ
コラージュフルフルのピンク・青(水色)・緑の3つの色の違いについて解説しました。
ピンクと青(水色)は中身は同じですので、どちらを買っても良いでしょう。
緑は顔のニキビ用です。
コラージュフルフルはマラセチア菌に対しても効果がある抗真菌成分「ミコナゾール硝酸塩」とアクネ菌に対して効果のある抗菌成分「イソプロピルメチルフェノール」を配合。
ダブルの抗菌成分でどのタイプの背中ニキビにも効果を発揮します。
ニキビに悩む方にとって、理想の肌を手に入れるための頼れる味方になりますね。
ニキビが気にならない肌で夏をむかえましょう!