フェイスマスクのシート素材で有名な旭化成の「ベンリーゼ®」。
採用しているフェイスマスクブランドも多くなってきました。
ベンリーゼのフェイスマスクとして先駆けなのが韓国コスメの「メディヒール」。
ティーツリーエキス配合で緑色のパッケージが印象的です。
今回はベンリーゼ採用のフェイスマスクについて、メディヒールの特長やメディヒール以外のブランドについてもご紹介します。
ベンリーゼを試してみたいという方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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ベンリーゼとは
フェイスマスクの本体であるシートには様々な種類があります。シートの素材とそこに含浸させる液(化粧水)の相性によって使用感も大きく変わってきます。
せっかくならシート素材にもこだわりたいですよね。最もおすすめの素材はベンリーゼTMです。
ベンリーゼTMとは旭化成が開発した世界で唯一のキュプラ長繊維不織布です。
綿実油を作るときの副産物であるコットンリンター(綿花の趣旨を包むうぶ毛)を原料とする連続長線維再生セルロース不織布です。
自然の働きによって生分解し、土壌に害を及ぼすことなく土に還り堆肥化するため、環境にも配慮されています。
また水を抱え込む力が高く、重量の13倍の水を吸収・保持することができます。
このためシートマスクではプルプルとした感触があります。
さらに肌との密着性も高いため、シートマスクがずれにくく、効率よく美容成分を閉じ込めることができます。
また一般的なコットンやレーヨン不織布と異なり、連続長繊維であるため、毛羽立ちが少なく敏感肌の方でシートマスクはチクチクする、痒くなるといった方にもおすすめです。
ベンリーゼの特長
・なめらかな肌触り
・抜群の吸液力
・他にはないフィット感
・摩擦刺激が少ない
・天然由来原料による地球への優しさ
ベンリーゼの先駆け メディヒールの緑のフェイスマスクとは?
メディヒールは「スピーディー&簡単&効果的に」ケアできるシートマスクを、毎日のスキンケアルーティンに取り入れて欲しいという想いから、韓国のL&P COSMETIC社が皮膚サイエンスに基づき研究・開発。
日本を含め世界各国でベストコスメ選出&受賞、シートマスク販売累計23億枚(2021年2月時点)を突破した、グローバルスキンケアブランドです。
メディヒールといえばシートマスクというくらい有名ですが、種類が多すぎて迷ってしまうのが悩みどころ。
メディヒール初心者にお勧めしたいのは、
ティーツリーケアソリューション アンプルマスクJEX
内容量:25mL×3枚
販売価格: 1,069円
おすすめポイント
・ベンリーゼTMシート使用
・肌を守るティーツリーエキス、カミツレエキス、ツボクサエキス配合
このマスクでベンリーゼの存在を知った方も多いのではないでしょうか。
かくいう私もその一人。
模倣品が増えているメディヒール。
正規品はシートに「MEDIHEAL」と型押しされていますので必ずチェックしましょう。
シートは触った感じは60g目付でそれほど厚みはないですが、密着性が高いので厚みはあまり気になることはありません。
ベンリーゼが他のシートマスク素材と違うところはその保水性と保液性。
シート素材のベンリーゼ®は多くの水分を抱え込むことができるので、プルプルとした感触があります。
でもこのベンリーゼ®の素材特長を生かせるかどうかは美容液の処方にかかっています。
ティーツリーマスクは、このベンリーゼの特徴を最大限に生かす処方でプルプル感とひんやり感、肌への密着性のバランスが最高です。お肌に吸い付くようなフィット感はとても気持ちがいいです。
夏の紫外線を浴びて火照った肌に使うのがクーリング作用、鎮静効果もあっておすすめです。
シートマスクの液は言ってしまうと化粧水なのであまり保湿の持続力がなかったり、はがした後に増粘剤のパキッとした感じが表面に残って乾燥感を感じるものも多くあります。
ティーツリーマスクは、粘度の高いジェル状の液。
少しペタペタした感触が気になる方もいるかも知れませんが、お肌にしっかりなじませることでもっちりと乾燥感のない仕上がりでした。
購入はメディヒール公式ECサイトかAmazonがおすすめです。ベンリーゼ採用のフェイスマスク
ベンリーゼを採用しているのはメディヒールだけではありません。
摩擦レスなだけでなく、そのプルプルと心地よい感触から、ベンリーゼを採用するブランドが増えてきています。
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その他の素材
ベンリーゼの他にもコットンやレーヨン、また変わり種ではハイドロゲル、マイクロニードルなどもあります。
コットン
コットンは日本語で綿、木綿といい、この綿毛からコットンが作られます。素材としてのコットンの特徴は、肌ざわりの良さにあります。柔らかく、肌をチクチク刺激することがないので、肌着や赤ちゃんの布おむつなどでも定番の素材です。
医薬部外品のマスクで使用しているシートはコットンが多いです。
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レーヨン
レーヨンは木材の線維のセルロース部分から、絹に似せて作られた繊維です。
レーヨンには、絹のような光沢感やドレープ感、柔らかさなどの特徴があるのはもちろんのこと、吸湿性や放湿性に優れ、摩擦に強いというフェイスマスクの素材にぴったりな特性も持っています。
レーヨン、PET素材でなめらかなシートは花王のキュレルやde la mer(ドゥラメール)高級マスクにも使われています。
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竹
最近では韓国製のシートマスクでバンブー(竹)由来のシートも増えています。
強度もありなめらかな肌あたりで今後注目です。
Abib(アビブ)のシートは竹の繊維とアルブミン(卵白)を使用したアルバムという新素材でできており、つけるとお顔の形に合わせてシートが収縮してしっかりフィットしてくれます!
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ハイドロゲル
ハイドロゲルシートは、水溶性高分子の組み合わせによって水をゼリーのように固めたシートです。
水系ゲルの冷却効果と保湿効果にあわせ、各種有効成分配合による薬剤効果が期待できます。
美容液をたっぷり含むうえ、吸盤のように肌に密着するので美容成分を余すことなく肌に送り込むことができます。
ゲルのようなぷるるんとした質感でリラックスも促します。
バイオセルロース
バイオセルロースは、ココナッツウォーターから生まれたナノ繊維シートです。
2~100ナノレベルのキメ細かい繊維から構成されており美容液を抱え込む力、水分保持性、密着性が高いことが特徴。
また、まるでナタデココのような「ぷるんっ」としたゲルの質感も見逃せません。
マイクロニードル
シートそのものに効果があるものもあります。
それがマイクロニードルです。
元々は薬剤を皮膚中に安全に送達するDDS(Drug Delivery System)技術として開発されました。
この技術が化粧品分野で応用されています。
ヒアルロン酸でできた微小な針のシートを肌に貼付することで、角層中でヒアルロン酸が溶解し、目元や口元のシワ改善やハリ・弾力感アップの効果が期待できます。
細かいとはいえ針をさすので、貼付直後は少し痛みがあります。時間と共にヒアルロン酸でできた針自体が溶けていくので痛みは徐々に無くなります。
まとめ
メディヒールの緑のティーツリー シートマスクはベンリーゼの先駆け的存在です。
ベンリーゼの保水性と保液性を活かした処方で、プルプル・ひんやりした感触で密着性も抜群。
一度使ったらその感触はやみつきになるはず。
高級素材であるベンリーゼを使っているのに、お値段もプチプラと文句なしのマスクですので、ぜひ一度試してみてくださいね。