日焼け止め

【2023年最新】今年の日焼け止めどうする?選び方のポイントを徹底解説! 

太陽から紫外線が降り注ぐイメージ写真。日焼け止めクリーム(U Vクリーム)のバルク画像。2023年 日焼け止め(U V)の選び方のポイントを解説します。

日差しが強くなる季節がやってきました。
今年もそろそろ日焼け止めを準備しないと、と思っている方も多いでしょう。

日焼け止めは品質担保の観点からワンシーズン使い切りが原則。
新しく買うなら、最新の機能がついている日焼け止めを選びたいですよね。

2023年の日焼け止めの注目ポイントや選び方をご紹介します。

本ページはプロモーションが含まれています。

2023年日焼け止めの注目ポイントとは?

毎年進化し続ける日焼け止め。

今年も続々新商品が出てきています。

昨年の日焼け止めから大きく変わったのが「U V耐水性」の表示です。

他にも高機能なものが出ていますので、注目ポイントをまとめてみます。

新基準!「U V耐水性」

今年もっとも大きな変化は「U V耐水性」の表示です。

U V耐水性=ウォータープルーフのこと。

実はこれまで日本では「ウォータープルーフ」という表記をするために定められた統一の試験方法はなく、メーカー各社の基準やF D Aの耐水性試験法に則って実施されていました。

これが昨年12月からISO18861で定められた測定法で合格したもののみU V耐水性」として★の数で表示されることになったのです。

水浴後のSPFの保持率が50%以上のものに対して、
「水浴時間」が40分(20分×2回)の場合、「U V耐水性★」
「水浴時間」が80分(20分×4回)の場合、「U V耐水性★★」

で最大で星二つで表されることになります。

UV耐水性表示の運用開始は2022年12月1日ですが、商品にUV耐水性表示がされるまでには2年間の猶予期間があり、2024年11月30日までは従来の表記も可能となります。

これまで統一した測定法がなかったということには驚く方も多いでしょう。

今後はより信頼性のある測定法に則った表示がされますので、ユーザーにとってはとても良い改正ですよね。

ただし暫定措置として2024年の11月までは旧表示の商品も出荷可能になっていますので、選ぶ時は注意しましょう。

ウォータープルーフ性は私たちの肌を紫外線から守ってくれるだけでなく、海洋生物の保護にもつながります。

海などではU V耐水性★★のものを選びたいですね。

サンゴに優しい日焼け止めについてこちらの記事で詳しく解説しています。

ハワイ、パラオなどのサンゴ礁をイメージした画像。紫外線吸収剤であるオキシベンゾン、オクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)、オクトクリレン、エンザカメン不使用、防腐剤であるトリクロサン、メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン、ベンジルパラベン、フェノキシエタノール不使用のサンゴに優しい日焼け止め、海の優しい日焼け止めについて解説します。
海・サンゴに優しい日焼け止め

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色つきの人気も続く

昨年は色つきU Vの新作が豊富でした。

今年もその傾向は続きそうです。

肌色を綺麗に見せてくれる機能が今後は日焼け止めの機能として当たり前になりそうですね。

おすすめの色つきU Vについてこちらの記事で詳しく解説しています。

色付き(色つき)の日焼け止めのバルク画像。クリーム、ミルク(乳液)、ジェルタイプ。左からピンク、ピンクベージュ、ベージュ(イエロー)、パープル(紫、ラベンダー)、グリーン(緑)の色がついている。
【2023年最新】日焼け止めは色つきがオススメ!色別の効果とおすすめを解説

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パーツメイクU V(ポイント使いU V)が登場

化粧下地やファンデーションなどのベースメイクにS P F、P Aがついているのは当たり前。

でも今年はついにポイントメイクも日焼け止めで叶うアイテムが登場!

特に日焼けが気になる頬にチークとして使うことでシミやそばかすの予防にもなります。

日焼けのその先までケアする炎症ケア効果が+

ただ日焼けしないだけではなく、紫外線を浴びた先のトラブルを鎮静するものが登場。

日焼け止めは紫外線をカットするものですが、そのさきの炎症トラブルまで考えてくれているのが最先端。

紫外線だけでなく、太陽光線は日焼けだけでなく、シミ・そばかす・シワ・たるみの原因。

その根本原因である紫外線による炎症をブロック。

ありそうでなかったU Vカットだけではない今年注目の機能です。

2023年日焼け止めの選び方 7つのポイント

日焼け止めを選ぶポイントは以下のようにいくつかあります。

  • 紫外線(U V)カット効果(SPF、PA)は?
  • U V耐水性(ウォータープルーフ)は?
  • 落としやすい?
  • 色は付いている?
  • 化粧下地としても使える?
  • 匂いは?
  • 紫外線防止成分の種類(ケミカル、ノンケミカル)は?

それぞれ詳しくみてみましょう。

紫外線(U V)カット効果(SPF、PA)は?

日焼け止めには紫外線カット効果を表す指標である「SPF」「PA」が表示されています。

SPF、PAについてはご存知の方も多いと思いますので、簡単に説明します。

SPF
UVBカット効果を数値で表したもの。1から50までの数値で大きいほどUVB波を防ぐ効果が高い。50を超えるものは50+と表す。

PA
UVAカット効果を+~++++の4段階で表したもの。+が多いほどUVA波を防ぐ効果が高い。

最高評価値は「S P F50+ P A++++」です。

日常生活ではS P F30程度で充分ですが、高い方が安心ですね。

「SPF、PA」についてこちらの記事で詳しく解説しています。

【日焼け止めの基礎知識】「S P F・P A」とは?意味や違いをわかりやすく解説

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U V耐水性(ウォータープルーフ)は?

日焼け止めの本格的な出番は汗をかく夏。プールや海など、リゾートでの出番も多いですね。

日焼け止めの効果を保つためにもウォータープルーフタイプの方が安心です。

「ウォータープルーフ」は現在は各メーカーの基準で表記されていますが、今年から新基準が定められました。

昨年12月からISO18861で定められた測定法で合格したもののみU V耐水性」として★の数で表示されることになったのです。

水浴後のSPFの保持率が50%以上のものに対して、
「水浴時間」が40分(20分×2回)の場合、「U V耐水性★」
「水浴時間」が80分(20分×4回)の場合、「U V耐水性★★」

で最大で星二つで表されることになります。

落としやすい?

1日の終わりに、日焼け止めはきちんと落とすことが大切です。

ウォータープルーフタイプだからと言って落としにくいわけではありません。

最近はクレンジング不使用で、石鹸や洗顔料、ボディソープなどで簡単に落とせるものが主流となっています。

落としにくいものはお肌をごしごし擦ってしまい、刺激になってしまうので、クレンジング不要で落としやすいものを選びましょう

色は付いている?

日焼け止めというと、伸ばすと透明になるものが一般的ですが、最近は顔用に限らず、顔・からだ用でも色ありのものが出てきています。光をコントロールすることで、お肌をきれいにみせることができます。顔は色あり、からだは透明タイプと使い分けるのも良いですね。

おすすめの色つきU Vについてこちらの記事で詳しく解説しています。

色付き(色つき)の日焼け止めのバルク画像。クリーム、ミルク(乳液)、ジェルタイプ。左からピンク、ピンクベージュ、ベージュ(イエロー)、パープル(紫、ラベンダー)、グリーン(緑)の色がついている。
【2023年最新】日焼け止めは色つきがオススメ!色別の効果とおすすめを解説

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化粧下地としても使える?

顔用、顔・からだ用は、化粧下地としても使えるものも多いです。日焼け止めの後にファンデーションをつけても崩れにくく、もちもよくなりますのでおすすめです。

もちろん化粧下地としても使える日焼け止めの後に、通常の化粧下地をつけてもO K。

使用順序は、日焼け止め→化粧下地→ファンデーションです。

「おすすめの色つきの日焼け止め」についてこちらの記事で詳しく解説しています。

色付き(色つき)の日焼け止めのバルク画像。クリーム、ミルク(乳液)、ジェルタイプ。左からピンク、ピンクベージュ、ベージュ(イエロー)、パープル(紫、ラベンダー)、グリーン(緑)の色がついている。
【2023年最新】日焼け止めは色つきがオススメ!色別の効果とおすすめを解説

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匂いは?

日焼け止め特有の匂いが気になる方は香りつきのものを選んでも良いですね。

以前は石鹸系の香りが主流でしたが、最近は香りのバリエーションも増え、フレグランスとしても楽しめるものもあります。

紫外線防止成分の種類(ケミカル、ノンケミカル)は?

紫外線を防ぐU Vカット成分は大きく分けると「紫外線吸収剤」「紫外線散乱剤」の2種類があります。

紫外線吸収剤
紫外線を吸収して熱などのエネルギーに変換することで紫外線を防ぎます。
ケミカルとも呼ばれます。
U V Bはもちろん、長波長領域のU V Aもカットする効果が高く、幅広い波長の紫外線を防ぐことができます
また塗った時の透明性が高く、白浮きしにくいため使用感が良いのも特長です。
一方で、その作用機序から、まれに皮膚刺激を感じることもあります。
敏感肌の方は少し注意が必要です。

紫外線散乱剤
粉体表面で紫外線を物理的に反射・散乱することで紫外線をカットします。
ノンケミカルとも呼ばれます。
酸化チタンや酸化亜鉛などが代表的な成分です。
成分的な変化がないため、皮膚刺激性が低いのが特長です。
一方で白浮きすることもあるため、処方的な工夫が必要です。

一般的には、紫外線吸収剤に紫外線散乱剤も組み合わせて使用されます。
敏感肌の方は紫外線散乱剤のみのノンケミカルのものを選びましょう。

「敏感肌でも使える日焼け止め」についてこちらの記事で詳しく解説しています。

敏感肌で使える日焼け止めがないと悩んでいる女性の画像。敏感肌でも使える、敏感肌に優しい日焼け止めを探している。プチプラで超敏感肌や乾燥肌、乾燥性敏感肌でも使えるおすすめのノンケミカルの日焼け止めを紹介する記事。
敏感肌でも使える日焼け止めは4つのポイントをチェック。おすすめの日焼け止めブランドはコレ!

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2023年最新!注目の日焼け止め

パーツメイクU V(ポイント使いU V)

アリィー クロノビューティ カラーオンUV チーク 01

アリィー クロノビューティ カラーオンUV チーク 01
SPF50+ PA++++
15g 1,760円(税込)
発売日:2023年2月11日

日やけしやすい頬に、ポイントメイクまで叶えるチークU V

おすすめポイント

  • SPF50+なのに自然な色づき
  • こすれに強いからマスクやタオルにも色移りしにくい
  • フレッシュフローラルの香り
内容量・価格15g 1,760円(税込)
SPFSPF50+
PAPA++++
UV耐水性★★
タイプジェル
使用部位顔(頬・チーク)
ルーセントピンク
アルコールフリー×
紫外線吸収剤フリー×
酸化亜鉛フリー×
石けんで落とせる×
こすれに強い
アレルギーテスト※2
パッチテスト※2

血色感を与えてくれるウォームオレンジも

U Vカットだけじゃない!日焼けによる炎症トラブルまでケア

雪肌精 クリアウェルネス UVエッセンスジェル

雪肌精 クリアウェルネス UVエッセンスジェル
SPF50+ PA++++
70g 2,200円(税込)
発売日:2023年2月16日

日焼け止めは紫外線をカットするものですが、そのさきの炎症トラブルまで考えてくれているのが最先端。紫外線だけでなく、太陽光線は日焼けだけでなく、シミ・そばかす・シワ・たるみの原因。その根本原因である紫外線による炎症をブロック。

ありそうでなかったU Vカットだけではない進化U Vです。

おすすめポイント

  • 日やけによる、シミ、乾燥・肌あれをケアする“太陽光ケアエッセンス処方
  • うるおうしなやかフィット膜ジェル
  • 肌から水中に流れ出にくい設計、海の環境に配慮した処方設計
  • 自然の息吹を感じさせる、透明感のある香り
内容量・価格70g 2,200円(税込)
SPFSPF50+
PAPA++++
UV耐水性★★
タイプジェル
使用部位顔・からだ
なし
アルコールフリー×
紫外線吸収剤フリー×
酸化亜鉛フリー×
石けんで落とせる
こすれに強い
アレルギーテスト※2
パッチテスト※2

ニベアUV薬用エッセンス

ニベアUV薬用エッセンス
SPF35 PA+++
80g
発売日:2023年2月11日

日常の日やけによって肌が赤くなる前に。
消炎剤(有効成分)配合で、日やけ後のほてりを防ぐ、薬用UV。

おすすめポイント

  • 日やけ後のほてりを防ぐ有効成分 グリチルリチン酸ジカリウム配合
  • 肌にうるおいを与えて乾燥を防ぐ保湿成分※1 配合
  • 素肌気持ちよい ひんやり感覚の使い心地
  • ボディケア品並みの保湿力なのにベタつかない、肌に負担感のないつけ心地
  • 気分やすらぐフローラルハーブの香り

※1 アロエエキス-2、異性化糖、PG

内容量・価格80g オープン価格
SPFSPF35
PAPA+++
UV耐水性×
タイプエッセンス
使用部位顔・からだ
なし
アルコールフリー×
紫外線吸収剤フリー×
酸化亜鉛フリー
石けんで落とせる
こすれに強い
アレルギーテスト※2
パッチテスト※2

※2 すべての方にアレルギーが起こらないというわけではありません。

スティックU Vがさらに進化!見た目も可愛い♪

パルファム ジバンシイ スキン PFCT UV スティック

パルファム ジバンシイ スキン PFCT UV スティック
SPF50+ PA++++
11g 6,710円(税込)
発売日:2023年3月3日

昨年話題を集めたコンパクトクリームがスティックに

ヘルシーなツヤのある肌を目指すスキンケアシリーズ『スキン パーフェクト』にこの春、スティックタイプと乳液タイプの日焼け止めが仲間入り。

朝のスキンケアのラストステップとして、または日中のメイク直しとして、いつでもどこでも使えてU Vカット+ハイライト効果でヘルシーなツヤ肌を目指せます。

おすすめポイント

  • とにかく可愛い!ピンクと白のマーブル状テクスチュアのスティック
  • 肌にほんのり血色感と明るさをプラス
  • 輝きを添えるライトリフレクティング パール*1配合
  • 肌をなめらかにととのえるスムージング パウダー*2配合
  • ハイライトとしても使える
内容量・価格11g 6,710円(税込)
SPFSPF50+
PAPA++++
UV耐水性
タイプスティック
使用部位
ピンク
アルコールフリー
紫外線吸収剤フリー×
酸化亜鉛フリー
石けんで落とせる
こすれに強い
アレルギーテスト※2
パッチテスト※2

Her lip to BEAUTY ミラクル サンバームデュオ

小嶋陽菜さんプロデュースのHer lip to BEAUTYから、グロウな「ツヤ」と毛穴隠しの「マット」ふたつの肌を同時に手にいれる"UVスティック"が新登場

Her lip to BEAUTY ミラクル サンバームデュオ
SPF30 PA++
3,300円(税込)
発売日:2023年3月22日

おすすめポイント

  • グロウ&マット。ふたつの質感が一本で叶う
  • 微粒子のシャンパンパールで濡れたようなグロウなツヤ。ベタつかず、さらっとした快適な仕上がり。
  • クリアな板状パウダーが肌表面をなめらかに整え、ソフトフォーカス効果でふんわりと肌悩みをカバー。透明感のあるシルクマットスキンに。
  • 精油ブレンドによる爽やかなフローラルシトラスハーブの香り
価格3,300円(税込)
SPFSPF30
PAPA++
UV耐水性
タイプスティック
使用部位
あり
アルコールフリー
紫外線吸収剤フリー×
酸化亜鉛フリー
石けんで落とせる
こすれに強い
アレルギーテスト※2
パッチテスト※2

「可愛い日焼け止め」についてこちらの記事でまとめています。

紫外線が気になる方にUVカットする可愛い日焼け止めのご紹介
【2024年】せっかく塗るなら可愛い日焼け止め!可愛くて高機能の日焼け止めをご紹介

続きを見る

まとめ

2023年も進化し続ける日焼け止め。
今年の注目ポイントはなんといってもUV耐水性です。
日焼け止め選びの参考にしてみてくださいね。

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  • この記事を書いた人

コスメ管理人

元化粧品メーカー研究員、現役薬剤師| 日本化粧品検定1級2級|日本コスメティック協会 コスメマイスター&スキンケアマイスター|日本フェムテック協会 認定フェムテックエクスパート |10年以上化粧品開発に携わった経験から、本当に肌に良い化粧品についてお伝えします。

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