デリケートゾーンのムレやにおい、かゆみなど気になりますよね。
ウォッシュレットを使えない時に活躍するのがウェットシート。
そのシートに除菌シートを使ってよいのでしょうか?
この記事ではデリケートゾーンに除菌シートを使ってよいのか、どのようなシートを使うのがよいのか、について詳しく解説します。
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デリケートゾーンに除菌シートは使える?
デリケートゾーンを拭くウェットシートに除菌シートを使おうとしていませんか?
それはNG!
デリケートゾーンに除菌シートを使ってはいけない理由は次の通りです。
除菌シートがNGな理由
- アルコールが入っている
- 刺激が強い殺菌剤が入っている
- デリケートゾーンのpHと合っていない
- 乾燥しやすくなる
- シートの素材が刺激になる
- トイレに流せない
デリケートゾーンケアで大切なことについてこちらの記事で詳しく解説しています。
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デリケートゾーンのケアで大切なこと
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理由1 アルコールが入っている
多くの除菌シートには高濃度のアルコール(エタノール、エチルアルコール)が配合されています。
デリケートゾーンは実は、顔のまぶたよりも皮膚が薄い部分なのです。
アルコールは脱脂力も強く、刺激も感じやすい成分です。
また皮膚表面の常在菌まで殺してしまう可能性もあり、肌環境が正常に保たれなくなる恐れもあります。
除菌シートをデリケートゾーンに使うのはやめましょう。
理由2 刺激が強い殺菌剤が入っている
前述のアルコールにも関連しますが、除菌シートにはアルコールの他にも防腐剤としていくつかの殺菌剤や抗菌剤が配合されています。
例えばこれらの成分は化粧水などの顔用のスキンケア製品に配合されることはほとんどありません。
デリケートゾーンも顔用のスキンケアと同じくらい肌への優しさを考えたいですよね。
除菌シートをデリケートゾーンに使うのはやめましょう。
理由3 デリケートゾーンのpHと合っていない
デリケートゾーンの周囲の皮膚は弱酸性に保たれています。
これは膣内で乳酸桿菌が乳酸を作り出すことによって弱酸性になっています。
デリケートゾーンのケアには弱酸性の商品を使うのが鉄則。
例えば、ボディソープとしてアルカリ性の石鹸を使用している方は要注意。
デリケートゾーンの肌環境に悪影響を与える可能性もあります。
除菌シートはデリケートゾーンに使用することは想定されていないため、pHも弱酸性であるかは判別できません。
除菌シートをデリケートゾーンに使うのはやめましょう。
理由4 乾燥しやすくなる
アルコールが配合された除菌シートは脱脂力が強く、お肌に必要な潤い成分まで取り去ってしまいます。
除菌シートはお肌に潤いを与えるものではないので、乾燥感を感じやすくなります。
除菌シートをデリケートゾーンに使うのはやめましょう。
理由5 シートの素材が刺激になる
ウェットシートに使われるシートの素材には、化学繊維やコットンなどいくつかの種類があります。
除菌シートには強度の高いレーヨンなどの化学繊維が使われることが多いです。
デリケートゾーンにはお肌にやさしい天然コットン100%の素材がおすすめです。
またデリケートゾーンの角層は薄いため、摩擦に弱い部分です。
除菌シートのような凹凸のあるエンボス加工の不織布は必要以上にお肌をこすってしまい、傷つけてしまう可能性もあります。
除菌シートをデリケートゾーンに使うのはやめましょう。
理由6 トイレに流せない
デリケートゾーン用のウェットシートはトイレで使用することが多いと思います。
使った後はトイレで流せる方が便利ですよね。
除菌シートはトイレに流せるものはほとんどありません。
トイレに流したい場合は、「トイレに流せます」という表示があるものを選びましょう。
デリケートゾーン用拭き取りシートの選び方のポイント
デリケートゾーンには専用の拭き取りシート(ウェットシート)を使いましょう。
デリケートゾーン用のウェットシートにはいくつか種類があります。
目的や使用シーンに合わせて使い分けるのもおすすめです。
デリケートゾーン用のウェットシートを選ぶ時のポイントは3つあります。
選び方の3つのポイント
- シート素材
- ポ包装形態
- 薬液
デリケートゾーン用ウェットシートの選び方についてこちらの記事で詳しく解説しています。
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デリケートゾーン用拭き取りシートはいつ使う?種類・選び方のポイントとは
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まとめ
除菌シートはあくまでも除菌用に作られたもの。除菌専用に使いましょう。
デリケートゾーンは専用の拭き取りウェットシートで拭くのがおすすめです。
デリケートな部位にあったものを選んで、快適に過ごしましょう。