肌荒れして日焼け止めが塗れないとお悩みの方へ、肌荒れが気になるときのおすすめの日焼け止めをご紹介します。
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肌荒れしている時に日焼け止めは塗ってもいい?
肌荒れや乾燥が気になる時の紫外線対策はどのようにしていますか?
“肌荒れが悪化しそう”と日焼け止めを使いたくなかったり、実際に普段お使いの日焼け止めが合わなくなってしまったという方もいらっしゃるかもしれません。
でも肌荒れが気になるからと紫外線対策をしないと、その肌荒れはどんどん悪化してしまいます。
紫外線は百害あって一利のみ。
この一利は体内でのビタミンDの生合成ですが、食事や日常生活で浴びる日差しで十分ですので気にする必要はありません。
紫外線はほぼ害しかありません。
紫外線を浴びると私たちの体の中で「活性酸素」が発生します。活性酸素は細胞にダメージを与え、表皮では表皮細胞(ケラチノサイト)から炎症性サイトカインと呼ばれる炎症を誘発する物質が産生されます。
さらにメラノサイトではメラニンが産生され、シミ・そばかす、くすみにつながります。真皮ではお肌のハリや弾力に関わるコラーゲンやエラスチンを変性させます。
お肌が荒れていると、上記の紫外線によるダメージの影響をより強く受け、ますますお肌が荒れてしまうという悪循環につながってしまいます。
肌荒れが気になる時こそ、紫外線対策が必要です。
肌荒れ時の日焼け止めの選び方 5つのポイント
お肌が敏感になっている時は、使う日焼け止めによってはお肌に合わなかったり、皮膚状態を悪化させてしまうこともあります。
お肌に合った日焼け止めを選ぶことがとても大切です。
肌荒れが気になるときの日焼け止めの選び方 5つのポイント
- 紫外線吸収剤不使用
- 肌荒れ防止成分配合
- 低刺激性
- 伸びがよい
- 落としやすい
ポイント① 紫外線吸収剤不使用
紫外線をカットする成分は「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」の2つに分けられます。
肌荒れが気になる方は紫外線吸収剤不使用(紫外線吸収剤フリー)のノンケミカルの日焼け止めを選びましょう。
ノンケミカルの日焼け止めにはパッケージに記載がありますので確認してみてくださいね。
紫外線散乱剤と吸収剤の違いについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
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【日焼け止めの基礎知識】紫外線吸収剤とは?紫外線を防ぐ2種類の成分について解説
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ポイント② 肌荒れ防止成分配合
化粧水や乳液などの保湿スキンケアと同じように、日焼け止めにも肌荒れ防止成分を配合することができます。
医薬部外品の有効成分として次のような肌荒れ防止成分があります。
・グリチルレチン酸ステアリル
・グリチルリチン酸2K(ジカリウム)
・ナイアシンアミド
ナイアシンアミドには肌荒れ防止だけでなく、美白効果やシワ改善効果もあります。
シミ、シワも気になる敏感肌の方におすすめの成分です。
ナイアシンアミド配合の日焼け止めについて詳しくはこちらで紹介しています。
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日焼け止めの新常識!ナイアシンアミド配合の攻める日焼け止めで「UVカット+美白+シワ改善」
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ポイント③ 低刺激性
使う日焼け止めそのものがお肌への刺激にならないよう、低刺激性の日焼け止めを選びましょう。
日焼け止めを使って皮膚刺激やアレルギーが起こらないことを確認するパッチテストやアレルギーテスト※1をおこなっているものがおすすめです。
ニキビや吹き出物も気になる方は、ノンコメドジェニックテスト済み※2の表示も合わせて確認しましょう。
ニキビ肌の方におすすめの日焼け止めについて詳しくはこちらで紹介しています。
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思春期ニキビの紫外線対策 −中学生におすすめの日焼け止め−
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※1 すべての方にアレルギーが起こらないわけではありません。 ※2 すべての方に、ニキビができないわけではありません。
ポイント④ 伸びがよい
お肌が荒れているときは、使用時にお肌への負担が少ないものを選ぶと良いでしょう。
伸びが悪いと、塗る時にお肌をこすってしまい、摩擦刺激になってしまいます。
ローションタイプやミルクタイプなど、伸びが良いものを選びましょう。
ポイント⑤ 落としやすい
塗るとき、塗っているとき、落とすときまでお肌にやさしい日焼け止めが理想です。
日焼け止めを落とすときにお肌をゴシゴシこすってしまうと摩擦刺激になったり、また完全に落としきれずに日焼け止めがお肌に残ると、肌荒れを悪化させてしまうこともあります。
最近はウォータープルーフタイプのものでも石けんで落としやすいものも多くあります。
もし石けんだけで落としにくいと感じたらクレンジングを使いましょう。
敏感肌の方におすすめのクレンジングについて詳しくはこちらで紹介しています。
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【ゼロから始めるクレンジング入門】タイプ別にクレンジング力やおすすめの肌質を徹底比較!
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肌荒れ時におすすめの日焼け止め
肌荒れが気になる方におすすめの日焼け止めをご紹介します。
肌荒れ防止成分配合の医薬部外品
【キュレル】潤浸保湿 UVクリーム (医薬部外品)
乾燥性敏感肌のためのブランド「キュレル」の低刺激性U V。
負担感のないやさしい使い心地の濃厚なクリームタイプで、紫外線・乾燥から肌を守り、消炎剤配合で肌荒れを防ぎます。
おすすめポイント
・肌荒れを防ぐ有効成分 グリチルレチン酸ステアリル配合
・花王独自のセラミド機能成分※配合
内容量・価格 | 30g 1,650円(税込) | ノンコメドジェニックテスト※3 | ◯ |
SPF | SPF30 | 紫外線吸収剤フリー | ◯ |
PA | PA+++ | アルコールフリー | ◯ |
タイプ | クリームタイプ | ウォータープルーフ | ー |
アレルギーテスト※2 | ◯ | 石けんで落とせる | ◯ |
※1 ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド ※2 すべての方にアレルギーが起こらないわけではありません。 ※3 すべての方にニキビができないわけではありません。
【ノブ】ノブ Ⅲ バリアクリーム U V(医薬部外品)
敏感肌・ニキビ肌のためのブランド「ノブ」の紫外線だけでなく、花粉や大気汚染物質などの日中の外部刺激からもお肌を守ってくれるクリームタイプの日焼け止め。
おすすめポイント
・肌荒れを防ぐ有効成分 グリチルレチン酸ステアリル配合
・バリア機能の3因子 セラミド3・スクワラン・アミノ酸配合
内容量・価格 | 30g 4,400円(税込) | ノンコメドジェニックテスト※2 | ー |
SPF | SPF45 | 紫外線吸収剤フリー | ◯ |
PA | PA+++ | アルコールフリー | ◯ |
タイプ | クリームタイプ | ウォータープルーフ | ー |
アレルギーテスト※1 | ◯ | 石けんで落とせる | ◯ |
※1 すべての方にアレルギーが起こらないわけではありません。 ※2 すべての方にニキビができないわけではありません。
【IHADA】イハダ 薬用UVスクリーン(医薬部外品)
高精製ワセリン(肌うるおいバリア保護成分)配合で、かさかさしない肌ざわりと被膜感のない使い心地を実現。赤ちゃんから大人まで、家族で使えます。
おすすめポイント
・肌あれ・ニキビなどの肌トラブルを予防する有効成分 グリチルリチン酸ジカリウム配合
・ウォータープルーフなのに石けんで落とせる
・赤ちゃんから大人まで使える、低刺激設計
内容量・価格 | 50g 1,760円(税込) | ノンコメドジェニックテスト※2 | ◯ |
SPF | SPF50+ | 紫外線吸収剤フリー | ◯ |
PA | PA+++ | アルコールフリー | ◯ |
タイプ | ローションタイプ | ウォータープルーフ | ◯ |
アレルギーテスト※1 | ◯ | 石けんで落とせる | ◯ |
※1 すべての方にアレルギーが起こらないわけではありません。 ※2 すべての方にニキビができないわけではありません。
化粧下地としても使える色補正
【ミノン】アミノモイスト ブライトアップベース UV
バリア機能をサポートする9種の保潤アミノ酸+2種の清透アミノ酸を配合。紫外線、乾燥などから敏感なお肌を守る化粧下地UVです。
医薬部外品に肌荒れ予防成分として配合されるグリチルレチン酸ステアリルを配合。
おすすめポイント
・白浮きしないふんわりベージュ色で、肌色を自然にトーンアップ
・バリア機能をサポートする11種類のアミノ酸配合
内容量・価格 | 25g 1,760円(税込) | ノンコメドジェニックテスト※2 | ー |
SPF | SPF47 | 紫外線吸収剤フリー | ◯ |
PA | PA+++ | アルコールフリー | ◯ |
タイプ | クリームタイプ | ウォータープルーフ | ー |
アレルギーテスト※1 | ◯ | 石けんで落とせる | × |
※1 すべての方にアレルギーが起こらないわけではありません。 ※2 すべての方にニキビができないわけではありません。
【オルビス】サンスクリーン(R)オンフェイス モイスト(クリームタイプ)
1本で2役!化粧下地機能つきの色つき日焼け止め。
白浮きを防いで素肌感を大切にしつつ、紫外線などのダメージから肌を守ってくれます。
おすすめポイント
・白浮きしない色つきタイプ
・気になる毛穴、色ムラをカバーできる
・オイルフリー
内容量・価格 | 35g 1,056円(税込) | ノンコメドジェニックテスト※2 | ◯ |
SPF | SPF34 | 紫外線吸収剤フリー | ◯ |
PA | PA+++ | アルコールフリー | ◯ |
タイプ | クリームタイプ | ウォータープルーフ | ◯ |
アレルギーテスト※1 | ◯ | 石けんで落とせる | ◯ |
※1 すべての方にアレルギーが起こらないわけではありません。 ※2 すべての方にニキビができないわけではありません。
【ディセンシア】サエル ホワイト CCクリーム コンセントレート
1本で紫外線をカットしながらナチュラルな透明美肌に仕上げる多機能な敏感肌用CCクリーム。
敏感肌の"くすみ"に着目。
炎症などによる赤ぐすみ、糖化による黄ぐすみ、乾燥による青ぐすみをそれぞれカバーする3色のパールを配合。
ひと塗りで明るくクリアな肌を演出してくれます。
医薬部外品に肌荒れ予防成分として配合されるグリチルレチン酸2Kを配合。
おすすめポイント
・SPF50+ PA++++ 国内最高のUVカット効果
・肌荒れによるくすみをカバーして明るくトーンアップ
内容量・価格 | 25g 4,950円(税込) | ノンコメドジェニックテスト※2 | ー |
SPF | SPF50+ | 紫外線吸収剤フリー | ◯ |
PA | PA++++ | アルコールフリー | ◯ |
タイプ | クリームタイプ | ウォータープルーフ | ー |
アレルギーテスト※1 | ◯ | 石けんで落とせる | ー |
※1 すべての方にアレルギーが起こらないわけではありません。 ※2 すべての方にニキビができないわけではありません。
CCクリームとBBクリームの違いについて詳しくはこちらで紹介しています。
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BBクリームと日焼け止めを使う順番は?どちらが先?
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お肌に優しい日焼け止めの使い方 3つのポイント
お肌に合った日焼け止めを選んでも、使い方が間違っているとせっかくの日焼け止めの効果が発揮されなかったり、肌荒れを悪化させてしまったりします。
正しく使いましょう。
ポイント① 使用量をまもる
日焼け止めに表示されているSPF・PAは規定量を塗った時の数値です。
規定量とは「2mg/cm2」。
目安量で言うと以下のようになります。
少し多いかなを思うくらいがちょうど良いです。
日焼け止めの効果をきちんと発揮させるためにも使用量を守りましょう。
日焼け止めの使用量について詳しくはこちらで紹介しています。
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日焼け止めの使用量の目安は?一本でどのくらいもつ?内容量別に使用可能日数をご紹介!30g/60g/80g/90g/100g 早見表付き
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ポイント② 使用順序をまもる
日焼け止めは、化粧水や乳液などの保湿スキンケアをしてから塗りましょう。お肌がしっとりしている状態で塗ることで、摩擦刺激を減らすことができます。
日焼け止めの使用順序について詳しくはこちらで紹介しています。
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顔の日焼け止めの塗り方3つのポイント 塗る順番・量はこれが正解!
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ポイント③ こすらない
お肌が荒れているとき、日焼け止めを擦り込むように塗ると摩擦刺激になってしまいます。
伸びの良い日焼け止めを選んで、こすらず優しく塗りましょう。落とすときも、石けんで落としにくいときは、こすって落とすよりはクレンジングを使ってサッと落としてしまった方がお肌への負担は少なくなります。
敏感肌の方におすすめのクレンジングについて詳しくはこちらで紹介しています。
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【ゼロから始めるクレンジング入門】タイプ別にクレンジング力やおすすめの肌質を徹底比較!
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それでも日焼け止めが塗れないときは
これまでにご紹介した日焼け止めは、敏感肌の方でも使えるように開発された処方のものばかりですが、これらも合わない方は参考にしてみてください。
皮膚科で相談する
敏感肌の方は紫外線吸収剤フリー、つまり紫外線散乱剤のみで作られた日焼け止めが推奨されていますが、実は酸化亜鉛や酸化チタンなどの紫外線散乱剤が合わないという方もいらっしゃいます。
また日焼け止め中のその他の成分が合わない可能性もあります。
化粧品で合わないものが多い方は合わない成分がわかっているようならその成分を避けて選びましょう。
また合わない成分があるかもしれないという方は、一度皮膚科専門医に相談してみても良いかもしれません。
皮膚科では成分パッチテストをやってくれる施設もあります。
酸化亜鉛と金属アレルギーの関係について詳しくはこちらで紹介しています。
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金属アレルギーがあると酸化亜鉛配合の日焼け止めは使えない?
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“日焼け止め”にこだわらなくてもいい
紫外線対策のためのスキンケアに「日焼け止め」にこだわっていませんか?
日焼け止めはあくまでもアイテム名。
紫外線カット効果はSPFとPAで示されます。
つまりSPFとPAが表示されていれば、紫外線対策ができるのです。
お使いの化粧下地やファンデーションなどのメイクアップ化粧品にSPF・PAは表示されていませんか?
もし記載があるようなら、それは立派な日焼け止めです。
もちろん「日焼け止め」は紫外線対策のための優れたアイテムですが、使えないものを無理に使う必要はありません。
SPF30 PA++以上あればより安心ですが、多少低くてもまずは塗ることが大切です。
帽子やサングラス、長袖の衣類なども活用しましょう。
SPFは高いほど良いわけではない理由について詳しくはこちらで紹介しています。
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【日焼け止めの基礎知識】「S P F・P A」とは?意味や違いをわかりやすく解説
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まとめ
お肌が荒れて敏感になっているときも紫外線対策は必要です。肌荒れが気になるときもお肌に合った日焼け止めを選んでスキンケアをしましょう。